泥くさログ

思考と行動と興味のログ-evoL代表取締役倉内 雄一朗

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「ノミとコップの話」自分の限界を決めずにもっと先へ

 

砂漠を先へ歩く

人は生まれてから死ぬまでに「負け・失敗・挫折」を何度も経験する。その中で知らず知らずのうちに自分の限界を決め、自ら壁をつくり、自分を正当化してしまうことがある。その例え話として「ノミとコップの話」がある。



ノミとコップ

これは先輩から聞いた話。自分の体長の数十倍ものジャンプ力があると言われるノミ。そんなノミをコップに入れる。体長が数ミリのノミでも、コップくらいの高さならジャンプして飛び越えることができる。

そのコップにガラスの蓋をしてノミがコップから出られないようにする。ノミは何度も何度もジャンプしてコップを出ようとするが、当然出られない。

しばらくしてガラスの蓋を外すと、ノミはコップの高さよりも高くジャンプすることができなくなっている。きっとノミは自分の限界を自分で決めてしまったのだろう。

このノミをもう一度コップよりも高くジャンプさせるためにはどうすればいいのか。そう先輩から問われた。

自信を取り戻してもらうために、今より少し低いコップで何度か飛ばせることだと答えた。たしかにそれもあるがもう1つあるという。それは、もう1匹の高く飛べるノミをコップに入れることだ。

飛べるノミを見ることで「飛べないノミ」は飛べるようになるということだ。どちらにせよノミは自分自身を取り戻し、コップを飛び越えられるようになるのだ。

人間ならどうか考えた

現実の人間ならもう少し複雑かもしれない。

人は人生の中で何度も「コップのノミ」のように「負け・失敗・挫折」を味わうことになる。幼稚園の運動会。学校のテストの成績。部活の大会。恋愛。受験。就活。仕事。何度も「負け・失敗・挫折」を味わう。

「負け・失敗・挫折」を経験したときに自分の限界を決めてしまえば、ノミとコップの話にあった「飛べないノミ」になってしまうのだ。

だが、「飛べないノミ」になる程度ならまだ大丈夫だ。「飛べるノミ」を見ればもう一度本当の自分を取り戻し、飛べるようになる。

僕は「飛べないノミ」よりも、もっと心配しなくてはならないノミがいると思う。それは、「飛べるノミ」を見ても飛ぶことができないノミだ。

壁をつくり自分を正当化する

「飛べるノミ」を見てもそれでも飛べないノミとはどんなノミか。それは、「あいつはもともとジャンプ力がすごいし」とか「このコップの中にいたいからあえて飛ばないだけだし」などと言い訳し諦めているノミだ。

壁をつくったり自分を正当化してしまっているのだ。「なんだあいつでも飛べるんだ」と考え、もう一度自分を信じて飛べばできるのに、壁をつくったり自分を正当化することで自らを退化させてしまっている。「おれはもっと飛べるはず」と考えれば成長もできるはずなのに。

「負け・失敗・挫折」を経験したとき、それを糧とするのか、自ら壁をつくってしまうのか、自分を正当化する材料にするのかは自分次第だ。

無限の可能性がある

人が生まれたその瞬間、その人はなんの「負け・失敗・挫折」も味わっていないければ、経歴も職業もなにもない。「どんな人生を歩むのか」「どんなことを成し遂げるのか」「どんな人物になるのか」は誰にもわからない。

「人」ということだけが定まって生まれたその瞬間、その人に無限の可能性があるのは一目瞭然だ。でもなぜ、10年、20年、30年と生きていくうちに、自分の可能性を決めつけてしまうのだろうか。

あのとき負けたから、あのとき失敗したから、あのとき挫折したからと過去に縛られ、自分自身で壁をつくり、自分の現状を正当化しているからではないだろうか。

僕は人には死ぬまで無限の可能性があると思う。そう信じたい。だから僕は、人は自分の無限の可能性を信じるべきだと思う。そして無限の可能性の中から自分の幸せを見つけそのために生きていくべきではないだろうか。

 - 思考

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